はじめに
Android向けのアプリを制作されている方にはすでにGoogleからAPI レベル 34への対応の連絡が来てると思います。
2024 年 8 月 31 日以降:
- 新しいアプリとアプリ アップデートを Google Play に送信する場合は、Android 14(API レベル 34)を対象にする必要があります(Wear OS アプリと Android TV アプリは Android 13 以降を対象にする必要があります)。
- 既存のアプリは、アプリの対象 API レベルよりも高い Android OS を搭載したデバイスの新規ユーザーが引き続き利用できるようにするため、Android 13(API レベル 33)以降を対象にする必要があります。Android 12(API レベル 31)以前(Wear OS の場合は Android 10 以前、TV OS の場合は Android 11 以前)を対象とするアプリは、アプリの対象 API レベルと同じかそれ以前の Android OS を搭載したデバイスでのみ利用可能となります。
アプリの更新にさらに時間が必要な場合は、2024 年 11 月 1 日までの期間延長をリクエストできます。今年の後半に Google Play Console でアプリの期間延長フォームにアクセスできるようになります。
出典:Play Console ヘルプ
2024.9.16現在、最新のAndroidバージョンは15(API レベル 35)で、そちらに対応したほうが長くアプリを公開できます。
Target API Levelを上げるだけではダメ
現在の最新のAPIレベル35に対応する場合、Unityのエディターバージョン2022.3.13fLTE使っている方はTarget API Levelを上げるだけではダメです。
ビルドしようとしてみると、いつも通りAPI Level 35のSDKをアップグレードするか聞かれました。
ビルドを実行してみると…
エラーが出ます。調べてみると…
Unity Discussions
Gradle build issues for Android API SDK 35 in Unity 2022.3LTS
Android Studioから直接SDKを入れても今度はgradleやら何やらの問題が出るようで、結構マニアックな修正が必要になります。
一発で解決した方法
現在リリースされている最新のLTSのバージョンである2022.3.45fでビルドしたら一発でいきました。
いつも思うけど、UnityのLTSって長期サポートではあるものの、APIの対応を迫られた場合はずっとそれを使い続けることはできないという…長期サポートとは一体…。
それはさておき、もし困ってる方いましたらぜひ参考にしてください。
ゲ制最高!
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